新型インフルエンザに関するQ&A

新型インフルエンザに関するQ&A
(保健所用:暫定版)4月28日
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/02.html

 
-基本情報-

@新型インフルエンザとは何ですか?
新型インフルエンザウイルスとは、動物のインフルエンザウイルスが、人の体内で増えることができるように変化し、人から人へと容易に感染できるようになったもので、このウイルスが感染して起こる疾患を新型インフルエンザといいます。
今般、メキシコや米国等で確認された豚インフルエンザ(H1N1)を感染症法第6条第7号に規定する新型インフルエンザ等感染症に位置づけたところです。
 
@フェーズ3から4に上がったのはどういう意味ですか?
WHOでは、パンデミックが起こる前からパンデミックがピークを迎えるまでを状況に応じて6つのフェーズに分類して、それぞれの対応等を規定している。
フェーズ3、は動物からヒトへの新たなインフルエンザ感染があるが、ヒトからヒトへの感染がないかあっても稀である状態で、新型インフルエンザ対策行動計画においては、未発生期に当たります。
フェーズ4はヒト-ヒト感染が効率的に起こるようになった状態で、新型インフルエンザ対策行動計画においては、国内での新型インフルエンザの発生は認められていない「第一段階(海外発生期)」に当たります。
 
@パンデミックがはじまったのですか?
パンデミックを引き起こすインフルエンザとは、表面の抗原性がまったく異なる新型のウイルスが出現することにより、ほとんどの人が免疫を持っていないため、世界的な大流行となり、大きな健康被害とこれに伴う社会的影響をもたらすものです。
4月28日、WHOは、インフルエンザのパンデミック警戒レベルを現在のフェーズ3から4へ引き上げました。ただし、これはパンデミックの可能性が高まったことを示唆するが、パンデミックが回避不可能なものであると示すものではないとしています。
 
@通常のインフルエンザと見分けることは可能ですか?
症状は類似しており見分けることは困難ですが、流行地への渡航歴・感染した豚との濃厚接触・感染者との接触歴等が参考になります。
症状等から新型インフルエンザに感染していると疑われる場合は、PCR(遺伝子検査)等を行うことにより、確定診断をすることができます。
 
-旅行関連-

@家族が流行国から帰国するのですがどのような手続きを経て帰宅するのでしょうか?
(1)発症していた場合は隔離されます。
(2)渡航中に患者や感染が疑われる方と行動を共にしたり機内等において患者に直接触れたり、2m以内で対話する等をした場合は濃厚接触者として停留の対象になります。
(3)同乗者及び発生国からの入国者については検疫法に基づく健康監視の対象者になります。
  
@流行地から帰ってきたが家族と一緒にいても良いですか?また食事を一緒にすることは避けるべきですか?
流行地からの帰国者については症状を認めなくとも、10日間は自宅で待機いただき、外出はなるべく控えていただきます。ただし、家族と一緒に食事をしたり、同じ部屋で過ごすことは構いません。
 
@健康監視されていることは秘密にしてもらえますか?
検疫所と都道府県および保健所の担当者により、厳格に個人情報は保守されますので、御安心ください。
 
@検疫法に基づく健康監視を拒否したら罰則はありますか?
検疫法に基づく健康監視を拒否した場合には罰則の対象となります。
(検疫法第36条 6ヶ月以下の懲役又は50万円以下の罰金)
 
-医療関連―

@感染した場合、治療することが義務づけられるのですか?
感染症法においては、国内で感染していることが確認された場合、入院して治療を受けること、また、感染している可能性が高い同居者等やその濃厚接触者は、外出自粛を要請され、保健所へ健康状態を報告することが、定められています。
 
@医療機関に受診している慢性疾患等を有する定期受診患者に特別な配慮は必要でしょうか?
慢性疾患等を有する定期受診患者については、定期薬の長期処方をしておく等、患者の状態に配慮しながら、まん延期となった場合に医療機関を直接受診する機会が減らせるよう努めてください。
また、慢性疾患等を有する定期受診患者について、まん延期に発熱した際に、電話による診療により新型インフルエンザへの感染の有無について診断ができた場合には、ファクシミリ等により抗インフルエンザウイルス薬等の処方せんを発行できます。このことをスムーズに実施いただくために事前にかかりつけ医師が了承した上で、その旨をカルテ等に記載しておくよう努めてください。
 
@予防のために何を準備したら良いですか?
飛沫感染予防のためのマスクと手洗いのための石けんを2週間分程度準備することが望ましいです。
 
@予防のためにタミフルをもらえるのですか?
タミフルについては、国及び都道府県において十分な備蓄を進めているところですが、新型インフルエンザによる感染が拡大した場合や、予防投与用の備蓄量が一定以下になってきた場合には、予防投与は行わず、治療投与を優先することになっています。
 
@タミフルはどこで処方してもらえますか?
医療機関等において医師が必要と認める場合に、処方せんの発行により処方されます。
 
-その他-

@飲食物・生活必需品は何日分準備したらよいですか?
パンデミックに備えて、2週間程度備蓄しておくことが望ましいです。

★★国立感染症研究所★★
http://idsc.nih.go.jp/index-j.html

 
4月29日ブタインフルエンザ[疾患別情報]確定症例数(09/4/29正午現在)
   
4月29日ブタインフルエンザ[疾患別情報] 
・WHO:旅行者に対する更新:ブタインフルエンザ(09/4/28) 
・WHO:ブタインフルエンザ-更新4(09/4/28) 
・WHO:事務局長Margaret Chan博士による声明(09/4/27) 
・WHO:ブタインフルエンザ-更新3(09/4/27)  

★★海外渡航者のための感染症情報★★
http://www.forth.go.jp/

 
 
★★今日のおすすめ本★★
インフルエンザ感染爆発―見えざる敵=ウイルスに挑む (ノンフィクション知られざる世界)
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デイビッド ゲッツ (著), David Getz (原著), Peter McCarty (原著), 西村 秀一 (翻訳), ピーター マッカーティー
1918年に世界的に大流行した「スペイン・インフルエンザ」。鳥インフルエンザ(H5N1亜型)と遺伝子変異を共有する謎多きウイルスに、80年以上もの歳月をかけて戦いを挑んできた科学者たちの軌跡。

 
★★今日のおすすめ本★★
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浅井 隆
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ジョー レビル (著), Jo Revill (原著), 今泉 敦子 (翻訳), アールアイシー出版 (翻訳), ピーター オープンショー
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★★今日のおすすめ本★★
史上最悪のインフルエンザ-忘れられたパンデミック 新装版 付「パンデミック・インフルエンザ研究の進歩と新たな憂い」
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アルフレッド・W・クロスビー (著), 西村 秀一 (翻訳)
少なく見積もっても2500万人以上の死者を出したといわれる、1918-1919年のインフルエンザ(通称「スペインかぜ」)。
本書は社会・政治・医学史にまたがる史上最大規模の疫禍の全貌を明らかにした、感染症学・疫病史研究の必読書。
この新装版には訳者による最新の解説「パンデミック・インフルエンザ研究の進歩と新たな憂い」が付され、発生が近いといわれる新型インフルエンザ、およびそのパンデミック(汎世界的流行)対策の現状に引きつけた史実の読解が促されている。
著者クロスビーは本書で、世界情勢と流行拡大の関連のようなマクロな事象から一兵卒の病床の様子まで、1918年のパンデミックの記録を丹念に掘り起こしている。
特に大都市での流行が「グランギニョール的カオス」に至る様は、読者のこの病への畏怖を新たにさせずにはいられない。
しかしインフルエンザの真の恐ろしさは、罹患患者の莫大さによって実はけっして少なくない死者数が覆い隠され、「みんなが罹り誰も死なない」病として軽んじられることにあると著者は警告する。
大震災と同じく歴史上数十年の間隔を置いて繰り返しているパンデミックに備え、改めて史上最悪のインフルエンザの記憶をたどり、社会あるいは個人レベルの危機管理の問題点を洗い直すうえで必備の一冊だ。

 
★★今日のおすすめ本★★
<増補新版> 強毒性新型インフルエンザの脅威
速水 融
価格:¥ 2,310(定価:¥ 2,310)
http://www.amazon.co.jp/dp/489434677X/ref=nosim/?tag=phnet-22

速水 融 (著), 立川 昭二 (著), 田代 眞人 (著), 岡田 晴恵 (著, 編集)
新型インフルエンザに対する無理解と危機感の欠如する日本に警鐘を鳴らす。インフルエンザは単なる「重いかぜ」ではない。目前に迫る恐るべき危機を認識するために、インフルエンザ流行の「過去」と「メカニズム」を説く。

★★今日のおすすめ本★★
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